制作期間:2013年9月~2014年3月
杉沢の酒井製5tDLが、材木を積んだ運材台車を引いて走る姿を落ち着いて眺めることができる、B3パネルのレイアウトをつくることにしました。
このレイアウトは、森林線なので全面的に緑化することになりそうです。
まず、緑化の下地として、山の部分に薄めた木工ボンドを筆塗りし、落ち葉が敷き詰められた雰囲気で、緑色と茶色を混合したカラーパウダー(20年以上前に息子がNゲージで使っていた残りを最近発見しました。)を撒きました。
さらに短く折った小手毬の枝を1本ずつピンセットでつまみ、木工ボンドを付けて撒いておきました。
次に、集材所(最初のプランでは貯木場としていましたが、山の中では変なので集材所にしました。集材機はありませんが)の部分に茶色のカラーパウダーを撒きました。
また、崖の下の部分は、ガレ場の続きで倒れた木の枝がたまっている雰囲気で、小手毬の枝を大量に敷き詰めました。
集材所周辺を除く線路脇にターフとコースターフを撒き、木工ボンド水溶液をスポイトでふりかけて固定しました。
山の斜面の下側部分は、フォーリッジを薄く広げて張り付け、上からターフを撒き、木工ボンド水溶液をスポイトでふりかけて両方を一緒に固定しました。フォーリッジは石積み擁壁にも少し這わせておきました。
線路脇などにフィールドグラスを植えましたが、木橋側のトンネル手前の斜面の下端に枯葉色のフィールドグラスを集中的に植えてしまったので、斜面部分のフォーリッジの上に枯葉色のターフを追加で撒いておきました。
山の上部はライケンを使った灌木にします。緑化の最初にカラーパウダーを撒いておいたのですが、このままライケンを貼ると地肌が見えすぎるので、再度ターフをまき直しました。
ライケンを適当な大きさにちぎってつまみ、木工ボンド水溶液に頭から浸し、ターフをパラパラと振り掛けたものを用意しました。以前は、スプレー糊を吹き付けていたのですが、ベタベタとくっつき大変でしたが、この方法だと手が汚れる程度で楽な作業になりました。
ターフの葉が付いたライケンを木工ボンドで少し隙間を空けながら貼り付けていきました。これでとりあえず山らしくなってきました。
山には針葉樹の高木8本との低木2本を植え、平地には広葉樹の中高木5本を植えました。木の根元にはターフを撒いておきました。木を植えるとスケール感が全く違ってきます。