3.大六天駅周辺(2013年4月完成、TMS No.861掲載)

5.地面を作る

制作期間:2012年9月~2013年4月
赤田谷戸駅の隣に位置する小さな駅、大六天駅周辺をB3パネルで作ることにしました。

地面は主に石膏を流して作りますが、その前に駅前食堂と、構内の便所を建てる場所に基礎となる2mm厚のバルサにタミヤカラーのロイヤルライトグレーを塗ってゴム系接着剤で貼り付けておきます。また、コーナーの1カ所に小さな丘状の地形を作るため、線路を挟み20mm厚と30mm厚のスタイロフォームをスチ糊で貼り成形しておきます。

地面は、道路部分を先に作りました。石膏を道路の範囲に流し、茶こしで灰を振りかけました。いつもはこれで灰が固定されるのですが、石膏を堅く溶きすぎたせいか固化が早く、灰がほとんど固定されませんでした。そこで再度灰を振りまき、ついでに砂利道らしくNゲージ用のバラストを道路中央部と両端部にパラパラと撒き両方まとめて、木工ボンド水溶液をスポイトでかけ固定しました。

残りの地面に石膏を流し、固まったらアクリル絵の具のイエローオキサイドとパーチメントを混ぜたもので着色しました。平地はパーチメントを多く、丘はイエローオキサイドを多く混ぜています。絵の具が乾いたら駅構内付近に、墨汁薄め液を塗りNゲージ用のバラストを少し撒いておきました。

絵の具が乾いたら駅構内付近に、墨汁薄め液を塗りNゲージ用のバラストを少し撒いておきました。