3.大六天駅周辺(2013年4月完成、TMS No.861掲載)

13.建物にLED照明を付ける

制作期間:2012年9月~2013年4月
赤田谷戸駅の隣に位置する小さな駅、大六天駅周辺をB3パネルで作ることにしました。

駅舎、便所、駅前食堂にLED照明を付けることにしました。LEDを扱うのは初めてです。
使用したLEDは、広角3mm電球色LEDというもので、駅舎に3個(事務室、待合室、ホームに各1個)、便所に1個、駅前食堂に2個(厨房と食堂に各1個)付けることにしました。接続は駅舎の3個を直列に、便所と駅前食堂の3個を直列にし、両回路を並列に繋ぎました。抵抗は3個直列にしたLEDに1/4W、240Ωの小型カーボン抵抗を1個繋ぎました。

LEDを建物に取り付ける方法は、至って原始的かつ単純で、LEDの足を適当(配線しやすい長さ、方向)にカットし折り曲げ、棟木や間仕切り壁の上端にゴム系接着剤で直接固定しました。駅舎のホーム用の照明だけは改札口の上の壁に穴を開け、LEDの足を差し込んで固定しました。
電源は12VのACアダプターから台枠に付けたDCジャックを介してとっています。台枠の裏側にKATOの分岐コネクター(コードに付いたコネクターをカットしたもの)を留め、DCジャックと繋ぎ、建物からKATOの延長コードDC用(片側のコネクターをカットしたもの)を介して並列回路としました。建物内の配線は、手持ちの10芯コードを使い、台枠の裏側でKATOの延長コードDC用と繫ぎました。台枠の裏側のコードが全部長すぎて、かなりみっともない状態です。

建物内の配線と台枠裏側の配線ができたところで、建物を定位置に固定しました。建物の固定は、最近売り出されたセメダインの貼って剥がせる接着剤(セメダインBBX)を使いました。建物内の配線と台枠裏側の配線を繫いで、点灯してみました。イメージしていたより明るすぎるような気がします。もう少し抵抗値を大きくした方が良かったです。
ところで、模型で使うLEDは、抵抗やコネクターを繫いですぐに使える状態で売られていますが、それなりに高価です。バラの部品を買って自分で配線すると驚くほど安上がりです。例えば、今回使ったLEDは1個50円、抵抗は1個5円という安さです。私は PARADISE☆エルパラ(http://www.led-paradise.com/)というところで購入しました。