3.大六天駅周辺(2013年4月完成、TMS No.861掲載)

14.LEDで街灯を作る

制作期間:2012年9月~2013年4月
赤田谷戸駅の隣に位置する小さな駅、大六天駅周辺をB3パネルで作ることにしました。

道路沿いに電柱を3本立てることにしました。そのうち駅前の1本に1608チップLEDの電灯色を使い街灯を作ることにしました。
この1608チップLEDというのは寸法が1.6×0.8×0.68mmととんでもなく小さいもので、エコーモデルの電灯の笠に余裕を持って入れることができますす。しかし、とても私の腕ではリード線を半田付けすることなどできませんから、極細配線付きというものを購入しました。リード線なしの単体では60円のものがリード線(直径0.08mmのポリウレタン銅線)が付いているだけで380円になってしまいます。これに1/2W510Ωの小型カーボン抵抗を繫いで使います。

街灯付きの電柱は、タミヤの3mmプラパイプを使い、頭をパテで埋、腕木を付ける位置をヤスリで少し削り、街灯を付ける位置にドリルで0.5mmの穴を開け、タミヤカラーのフラットアースを塗っておきます。腕木を墨汁の薄め液を塗った1mmの角材、碍子を1mmのプラ棒で作りました。
エコーモデルの電灯の笠を白く塗り穴にチップLEDのリード線を通し、チップLEDを笠にゴム系接着材で固定しました。リード線を電柱に開けた穴から下に通し台枠裏側へ導き、KATOの延長コードDC用(片側のコネクターをカットしたもの)に繋ぎ、KATOの分岐コネクターに接続しました。最後にインターネットで探した細長い琺瑯看板をプリントし電柱に貼り付け、駅前の道路脇に立ててできあがりです。
他の2本の電柱は、3mmの丸棒を使って同様に作りました。

点灯してみました。建物照明と同様イメージしていたより明るすぎるような気がします。通常点灯に対応した抵抗値より大きくしたのですが、さらに大きくした方が良かったようです。
チップLEDの向きを少し直した方が良さそうです。