異人池駅周辺制作記録

17.完成後の手直し

異人池駅周辺を作り始めました。
制作期間:2014年6月~2016年12月
TMS No.911に掲載

腕木式信号機の移設

下り方面の腕木式信号機を移設しました。大型車両が通過するとき、重錘桿に接触する事故が発生したため、絶対に安全な給水タンク横に移設しました。出発信号の設置位置としては、間違っているかもしれませんが安全第一です。
移設に伴い、信号機とホーム上の信号梃子を繋ぐ線路脇の鉄索(ワイヤー)も延長しました。線路を2本くぐることになったので、滑車も1個増やしました。

副本線の通電を独立

計画段階のギャップの切り方の影響で、列車の運行に不自由な点があることが判明したため、副本線に新たにギャップとフィーダーを1カ所ずつ追加しました。DCCならこんなことにならないのでしょうが、相変わらずアナログ運転のため仕方がありません。
ギャップは、副本線のレール脇にドリルで穴を開け、糸鋸でレールを切断して作りました。幸いなことに、ギャップの位置が手前の方にあり、糸鋸を使うことが可能でした。
フィーダーもレール脇のあなからコードを引き出して半田付けしましたが、問題は通電切り替え用のトグルスイッチです。新たに追加するには、スイッチ類をすべて移動する必要があり不可能です。
そこで、既往のスイッチの内、転車台と車庫用のスイッチを一つにまとめ、空いたスイッチを副本線用にしました。元々、転車台と車庫用のスイッチは一つで何の問題も無かったのですが...
配線作業は、コントロールパネルを兼ねた手前の縁取りを蝶番で手前に開くようにしてあるので比較的楽に行えましたが、1カ所だけ台枠の裏に設置したラグ板と接続する必要があり、レイアウト全体を垂直に立てかけて作業をすることになりました。固定していない屋根や自動車などをすべて取り外して、台枠の手前を怖々持ち上げ、無事作業ができました。
これで、3列車を入れ替えながら運転することが可能となり、運転のバリーションを増やすことができました。