5mm厚のバルサを舟形にカットし、内側をくり抜いて和船を作りました。0.5mm径のプラ棒で竿を作り船内に置いてあります。漁師はエコーモデルの保線区員(旧製品)のヘルメットを削り、代わりに0.5mm厚のプラ板で作った編笠をかぶせました。投網は粗めのガーゼを丸くカットし、腕木式信号機のキットに入っていた0.2mm径のニクロム線で縁取りをし、タミヤカラーの明灰色を吹付けてから、パッと広がった形に整え、同じニクロム線で網の中央と漁師の手を繋ぎました。
碧沼に和船を浮かべ、舟の回りにグロスメディウスを再度塗り足しました。
炭焼き窯はスタイロフォームをそれらしく削り、0.5mm径のパイプを煙突にしてアクリル絵の具で色付けしました。小屋はエコーモデルの波板を屋根に、0.5mmの角材で簡単な小屋組と柱を作り、窯を覆いました。
碧沼の横の斜面の一部を削取り、石膏と灰、砂利で地ならししたところに窯と小屋を設置し、窯を小石で縁取りし、小屋の回りには炭の材料となる枝(庭のローズマリーの枯れ枝)を積み、エコーモデルの保線区員(旧製品)を働かせています。
投網は沼の広さと比べ、かなりアンバランスですが、そこは目をつぶることにしました。沼と針葉樹だけの殺風景だった景色が、生き生きしてきました。