工作覚書き-6

6.田植え直後の水田

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0.5mm厚のボール紙の片面に3.0×3.5mmのメッシュを描いておきます。
反対の面にアクリル絵の具で田圃の土色を塗ります。
土色が乾いたら、全面にリキテックスのつや出しメディウムを接着剤代わりに塗り、1mm厚の透明PET樹脂板(軟質塩ビ板の方が作業は楽そうです。)を貼ります。
ボール紙のメッシュの交点を目印に、千枚通しで縫い針を通す穴を開けます。穴を開けると、全体が凸凹になるので、数日間、重しを載せて平らに直しておきます。

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畦の基礎として、4mm厚のバルサを7mm幅にカットしたものをゴム系接着剤で周辺に貼り付け、水面側を斜めにカットしておきます。畦に石膏を塗ったときに土の面と透明PET樹脂板の隙間に石膏が入り込むのを防ぐため、畦の裏側とボール紙、透明PET樹脂板の境をゴム系接着剤で塞いでおきます。

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縫い針に60番の緑の糸を2重に(糸は4本)通して、水面側の糸がゆるゆるになるように縫っていきます。ゆるゆるの程度で苗の長さが決まります。
写真の田圃には全部で1,655株の苗が植えられて(縫われて)います。これだけ植えるの(縫う)のに約20時間かかりました。

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植え(縫い)終わったら、ボール紙の裏面(メッシュ側)とケント紙にスプレー糊を吹き付け、ボール紙の裏面にケント紙を貼り付けて糸を固定します。
最後に、スプレー糊が完全に乾いたらゆるゆるの糸の真ん中をハサミで切り離し、田植え直後の苗らしく長さを1~2mm程度(田植え時の苗の長さは10~15cm程度です。)に調整し、きれいに整えたら完成です。
アップにすると、糸が太すぎました。苗が倒れないようにこの太さにしたのですが、もう一ランク細くしても長さが短いので自立できたかもしれません。

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田植え途中の田圃には、プライザーの人形を加工設置しました。プライザーの人形の加工は、カッターで手足をバラバラにして、適当にカットし、プラ用接着剤で組み直し、隙間はプラ用パテで埋めて行きます。塗装はアクリル絵の具です。
苗が植えられていない部分の水面は、リキテックスのつや出しメディウムを筆で適当に塗り、水に少し動きを与えておきます。

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