制作記録-環境-7

7.腕木式信号機の整備

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赤田駅にLazyJackの腕木式信号機(1/87)を整備しました。本来なら、出発信号機と場内信号機を整備したいところですが、狭い構内が信号機だらけになってしまうので、本線の上下線用と高原線用の出発信号機を計3機整備しました。
キットについてきた組立説明書だけでなく、WEB上の写真付きの説明書を参考に作業しました。
組立説明書で最初に決定することについては、次のようにしました。
a.信号柱の高さは、低い方が景色のバランスがよいので5300mm(実寸)
b.設置機数は出発3機
c.動きは再現としますが、作動装置は使わず、手動とします
d.信号灯は非点灯
最初の難関は、ハシゴの組立です。プライマーで少しずつ曲げていく方法をとりましたが、ゆがみ、ねじれがものすごいことになりました。プライマーやピンセットでゆがみ、ねじれの矯正をしている内に、1機のステップがいくつかはずれてしまいましたが、ハンダ付けで何とか復旧できました。それでも、ゆがみ、ねじれを完全に無くすことはできず、細長い文鎮でハシゴの上下を押さえつけ20日以上かけて、写真の状態になりました。
次のアクシデントは、エスケープクランクと重錘桿の組立中、軸を固定するハンダが軸穴に流れ込み1機分が作動しなくなったことです。もちろん説明書にしたがって、軸穴付近を前もって油性ペンで汚しておいたのですが。幸い、エスケープクランク、エスケープクランク受、エスケープクランク受台座、ワッシャは予備が入っていたので、交換し復旧できました。
とりあえず、各部位の組立が終わった段階ですが、右端のハシゴはもう少し矯正します。

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信号柱にハシゴと信号腕木軸受、エスケープクランク部を取付けしました。信号腕木軸受とエスケープクランク部は腕木を動かしたときに力がかかるので、ハンダでしっかり固定します。

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次に信号腕木の動作を確認するため、信号腕木軸受に信号腕木を取付け、折り曲げた動作棒で信号腕木とエスケープクランクを連結しました。動作棒は現物合わせで、信号腕木の動きを確認しつつ、少しずつ微妙な曲がりを調整します。
重錘桿を動かすとエスケープクランクがカクッと回り、信号腕木がスムーズに上下する様は快感です。

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腕木を分解し、塗装を済ませ再度動きを確認しましたが、ピンや動作棒の塗装の厚みで腕木や動作棒の取付けができなくなり、仕方なく一部の塗装を剥がしてから組立て、筆塗りで補修しておきました。

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所定の位置に設置しました。出発信号は、本来線路の左側に設置しますが、高原線用は本線との間が設置できるほど広くないので、右側に設置してあります。
信号機が3本設置されただけで、駅構内の雰囲気ががらっと変わったような気がします。

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